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第19章 エルフのかくれざと
第19章 エルフのかくれざと モンスターを倒しながら冒険を進める。霧の立ち込める妖艶な森は時間帯の感覚もよくわからないが、夕暮れ時になって二人は何かに手が届いた。 マ「見てリオ!なんかちょっと森が開けてるよ!」 森の中に小さな村がある、という雰囲気であった。...
第22章 ふぉっふぉっふぉ
第22章 ふぉっふぉっふぉ マ「やったぁ!!」 負「ふいー、疲れた」老人はまた寝そべってしまった。 二人は敢闘賞の老人に駆け寄っていく。 審「おい、そこをどきなさい!次の試合の邪魔になる」 負「あぁすまんすまん。失礼をした」...

第47章 ラーミア
第47章 ラーミア 村の奥には大きな木があった。 そしてその木陰の下には、噂の大きな鳥が静かに佇んでいるのだった。体長5mもあろうかという大きな、白い、凛々しい鳥だ。横には世話人の男がいた。 男「たった今目を覚ましたんですよ。あなた方がこの村に来たときに」...
第21章 コロシアム
第21章 コロシアム 審「組番号6番、13番の者たち、前へ!」 マ「わ、わたしたちだぁ!」 3人はゆっくりと前に出た。対戦相手は想像通り、強面な3人である。立派な鎧を身にまとい重厚な武器を持ち、いかにも強そうだ。残り者の僧侶3人組、というわけにはいかなかった。...
エピソード48
ラクダでの登山は、 最初の20分程度は楽しかったけれど、 だんだんと、苦痛になってきた… ラクダのストロークのたんびに、 僕の股が大きく擦れちゃって、 足全体がひどく痛んだ…。 でも、 「この状態だったら、自分で歩いたって痛いだろうなぁ…」そう思って、...
エピソード4
とにもかくにも、 タフリール広場には、到着した! この、「タフリール広場」という場所は、 エジプトを訪れるバックパッカーなら、100人中122人は、訪れる!! …何? そんなに素晴らしい場所なのかって?? 「素晴らしく」は、ナイ! 「凄まじい」場所なんだ!!...
『導かれし者たち』プロローグ
僕は当時、 あるオーディオ・プレイヤーの会社の、サポートセンターに勤務していた。 雇用形態は、派遣社員だった。 身近なスタッフに関しては、みんな優しく人情的だった。 派遣社員は、正社員からすれば「外様」だから、 なれなれしい口の利き方はされかったし、...
エピソード20
僕は、ヌビア村に向かおうと思った。 山の上から見ると、すぐ近くにあるように見えたけど、 実際に歩いてみると、30分以上も掛かった(笑) 川岸と集落は、小さなミニバスが結んでくれているから、 フツウはそれを利用するようだね。 30分掛けて集落に迷い込んでみると、...
エピソード26
…まったく眠れないまま、 朝の5時ごろになり、寒さはピークに達した。 疲労も眠気も、ピークだった…。 肌のキレイな日本人が薄汚れた連結車両で震えている様は、 圧倒的にミジメでブザマで、場違いだった。 そんな折、 キセキが起きた…!!! 乗客の一人が、 「中に入りなよ」と、...
エピソード45
僕は、次の宿を探しはじめた。 幸いにも、この辺りには宿がたくさんあったよ。 中庭の美しい宿に引き寄せられて、その敷地に入った。 東屋のようなモノの下で、のんびり涼んでいたスタッフに声を掛けて、 一泊の値段を訊いた。 ちょっと高かったけれど、...
エピソード23
とにかく、よくわかったのは、 あの「和食レストランがあります」と書かれた安宿の主人は、 「不正を働いてでも儲けたいタイプの商売人」だと言うことさ。 僕は、彼とは極力ツルまないようにした。 その日はもう、のんびりと、近場の散歩に費やした。 翌日は、一大観光日となった!...
エピソード11
西方砂漠のツアーは、 白砂漠とか黒砂漠とか、クリスタルマウンテンとか、 いろんな地形のポイントに訪れるよ。 それぞれ色んな雰囲気が楽しめるけど、 どこまでもどこまでも続く砂丘…!! っていうようなのは、ナイんだよね。 黒砂漠は多少それっぽいけど、スケールが小さいね。...
エピソード43
大コウフンのうちに鑑賞を終えると、 僕らはとっとと、タフリール広場に戻った。 そして、 僕はそのまま、夜行列車に乗って、 死海近郊のビーチタウン「ダハブ」に向かった。 …そういえば、 エジプト滞在が佳境に入るにつれて、 「イスラエルが面白い!」「イスラエルに行ってみな!」...
エピソード44
列車がダハブに到着すると、 駅前には、公共交通機関が無かった!! 仕方ナイから僕は、一人タクシーに乗って、 ダハブ・ビーチの安宿に、運んでもらうコトにした。 ダハブでは、宿の情報がサッパリ無かった。 カイロの安宿の「情報ノート(旅人たちが自由に書き込む、情報交換帳)」で、...
エピソード31
ヒーリングを終えて外に出ると、 もう12時を回っていたよ。 これから「カフラー王のピラミッド」に行くには、 もう、時間が足りないように思えた。 だから、スフィンクスに会いに行ったりして、 上手いこと時間を調整したんだ。 予定通り、13時よりちょっと早く、...
エピソード36
食事が済んだら、 僕とダニーは、お別れをすることにした。 帰る方向が、てんでバラバラだったからさ? 僕らは、 キツーく抱擁を交わし、かたーい握手を交わし、満面の笑みで感謝を告げ合うと、 互いに別の道を、歩き出した。 ダニーのような、ピュアで芯の強い若者は、...
エピソード19
翌日は、打って変わって、 一人で、公共機関を駆使して、アスワンの近郊を観光したんだ。 まず、 市営のフェリーで、ナイル川を横断して、対岸に渡った。 …そうそう! アスワンのナイル川では、 フルーカという名前の巨大ヨットが、有名なんだ。...
エピソード51
…ココまで必死に頑張って、 日の出の瞬間を見逃すのは、 あまりにも切な過ぎるから、 5時を過ぎた辺りからは、泣く泣く、穴から這い出ていった… 僕は再び、 山頂を渦巻く、切り裂くような暴風の、イケニエとなった…(笑) 「おぉぉぉぉぉぉ!!!!!」 …みんなの歓声とともに、...
エピソード30
…訂正! ダニーは、 「僕は、『クフ王のピラミッド』以外には、興味がナイ」 と、力強く言い切った。 だから、13時までは別行動をすることにしたんだ。 僕は、しばらくあちこちとウロウロした後、 「メンカウラー王のピラミッド」に向かった。 3番目に大きいヤツさ。...
エピソード15
僕が乗った寝台車両には、 エジプト人顔の、二十歳くらいの青年が乗り合わせた。 とてもキレイな瞳をしていた。 最初のうちは、 特に声も掛けず、各々、好き勝手に座っていた。 やがて、 乗務員から夕飯のお弁当が支給されて、 それを食べようとするときに、転機は訪れた…!!...
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