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えぴそーど82 『魔王が女の子ってマジなの!?(仮) -もの言わぬ革命者-』

第4章 追いかけっこの行く末は?

えぴそーど82


コルトからさらに西の地へと入っていく。

ヒナタはヨッパラにちょっとした憧れがあった。オシャレな国、オシャレな土地柄というイメージがある。

ついに憧れのヨッパラに上陸だ!ずいぶんジラされた・・・じゃなくて遠回りをしてきたものだ。だが楽しかったからまぁいい。そもそも歩いているのはトロデであってヒナタではない。こんな怠慢な勇者が居てよいのだろうか?今作だけの特例である。

勇者は、冒険者は、歩かなくてはいけない。君は覚えておくように。


ヒ「それでも空はぁ~ こんなに青く~

 風は心を~ 癒してくれるぅぅ~♪」

ヒナタは今日も陽気に歌っている。

一行はスイスイという国に入ってきていた。

向こうに雪をかぶった大きな山が見え、そのてっぺんではハイジがブランコに乗ってアハハハと笑っているのが、見えるような見えないような気もする。

山があるのは向こうであり、ここは都会だ。

ちょっと洗練された街を通り抜けていると、大きな宮殿のようなものに通りかかった。

そこには黒い長ーーいロールスロイスが何台も停まっている。

ヒ「なんだろうね?映画スターが集まって表彰式かな?(*'▽')」

すると、執事のような男に声を掛けられる。

執「おぉ、君たちはイベントコンパニオンだろう?」

ヒ「うん、そうですよ(・∀・)」

執「さぁさ、早く入りなさい!会議が終わったらすぐにパーティが始まるんだからな」」

宮殿への侵入に成功してしまった!

カ「なにコンパニオンとか言っちゃってんのよ!」

ヒ「だってアカデミー賞の会場入ってみたいじゃん(∩´∀`)∩」

カ「芸能人の集まりとは限らないわよ?政治家の集まりなんじゃないの?」

ミ「ヒナ、コンパニオンって何か知ってるの?(^▽^;)」

ヒ「うん?可愛いミニスカはいて光回線の宣伝するんでしょ?」

ミ「そういうのもあるけど・・・

 きっとここでは、偉そうなおじさんたちの横に座ってお酒つぐのよ?ひざ触られたりして。あとは歌ったり踊ったり・・・」

ヒ「キモぉぉぉーーΣ( ̄□ ̄|||)

 歌うのはアタシが担当するからお酒つぐ担当はヨロシク!」

カ「はぁあ、しーらない。私はマネージャーってことにしよっと」

ヒ「うぬぬぬ!

 まだ映画スターの集まりだという可能性もある・・・!!」



堂々ときょきょろしながら歩いていると、大きな会議室にたどり着いた。中は何やらガヤガヤと騒がしい。

立派な円卓には、10人ほど偉そうな男たちが座っていた。

カ「黒光りするタキシード着てはいるけど、爺さんばっかりじゃない」

ヒ「うぬぬぬ!まだ爺さん映画のアカデミー賞という可能性も!!」

ミ「アカデミー賞だとしても、おじいさんばかり眺めててもイマイチよね(^▽^;)」

すると男の一人が一行に気づく。

男「なんだね君たちは?コンパニオンならここじゃなくてパーティ会場で準備だろう?」

ヒ「あ、いや、そのう・・・」

男「まぁいいじゃないか。可愛い子たちばかりだ。華があるのは悪くないよ」

ヒ「ふぅ(;・∀・)」

カ「ふうって!そのまま出たほうが良かったんじゃないの?」

ヒ「出ちゃったらつまんないじゃないか(・∀・)」

ミ「結局内容がなんであれ、野次馬したいのよね(≧∇≦)」


タンタンタン!

司「あー、そろそろ会議を開始するぞ!

 1時間で切り上げてくれたまえよ。先が詰まってるんだからな」

司会者らしき男が場を静める。

5人の男が彼に注視する。

男「そんな言い方するでない!世界の命運がかかっているのだぞ!」

司「なんだって魔王対策などという世界一危険な会議を、永世中立国の我がスイスイで開催するんだよ。まったく迷惑な話だ」

男「永世中立国のここが一番魔王に攻められにくいからな!当然じゃないか!」

司「だったら君たちも永世中立国になればよかろう。バカなのか?」

男「なにぃ!」

男「これこれ!会議をはじめようぞ!」

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