えぴそーど11 『魔王が女の子ってマジなの!?(仮) -もの言わぬ革命者-』
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- 2024年12月23日
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えぴそーど11
新しい街が眼前に見えてきた頃・・・
ヒ「いつか見た未来はこんなんだっけぇ~
ふーといーまたーちどーまるぅ~♪」
ヒナタはノンキに歌を歌っている。
ミ「きっと全く想定外なんでしょうね(^▽^;)」
カ「私のMPもそろそろ切れそうだわ。
次に魔物が出てきたらヒナタ、あなたがやっつけてくれる?」
MPとはマジックパワーの略。魔法を放つ体力のことである。
ヒ「よ、よぉぉぉし!!」
すると!
いっかくうさぎが4匹あらわれた!
カ「は、まずい!
やっぱり一人でムリはしないで!」
ヒ「はっはっは!手出しは無用じゃ!
むぅぅぅ・・・!!」
ヒナタは両手に魔力を込めた!
ヒ「むぅぅぅぅ・・・!」ヒナタはまだチカラをためている!
ミ「おぉ、なにかすごい魔法を放つつもりなのかしら!」
ヒ「むぅぅぅぅ・・・!?」ヒナタはまだチカラをためている!
セ「もあもあがすごい溜まってるぅ!」
ヒ「むぅぅぅぅ・・・!?
・・・・・・
あ、あのぅ、カンナさん?
ア、アタシの魔法、なんて名前だっけ( ;∀;)」
カ「《メラミ》よぉぉぉぉ!!!」
魔物たちはしびれをきらしてヒナタに突進してくる!
ヒ「そ、そうだった(;・∀・)
貴様ら地獄で詫(わ)びな!《メラミ》ぃぃ!!」
ヒナタは威勢よく《メラミ》を唱えた!
しかし!
いっかくうさぎAだけを豪快にやっつけた!
いっかくうさぎB、C、Dはヒナタに突進してくる!
ぶしゅ!ぶしゅ!ぶしゅ!
ヒ「痛い痛い痛い!痛いからぁ~( ノД`)」
するとセナは、ミサトの腰の《とげのムチ》を掴んでしゅば!っと振り回した!
いっかくうさぎB、C、Dをやっつけた!
ミ「よくやったわセナ♪」ミサトは愛娘の頭を優しくなでた。
セ「えへへ」
ヒ「え、アタシより強いの??( ゚д゚)」
カ「もう、ちゃんと説明聞いてなかったの?
あなたの《メラミ》は、敵『単体』に強力な火球を放つ魔法。
私の《ヒャダルコ》とは効果範囲が違うのよ」
ヒ「聞いてないよぉぉΣ( ̄□ ̄|||)
そ、それにしても・・・
セナ先生、あたしより強くない?(・。・;」
セ「えへへ」
ミ「スライムやいっかくうさぎくらいは倒せるようにしつけているわ」
ヒ「すごぉ!
セナちゃんこれからはアタシのボディーガードよろしく♡」
カ「それはもはや児童虐待よ!」
ミ「ムチはそのままあなたが持ってなさい」
そしてミサトは短剣を装備した。
