えぴそーど112
ヒ「でも、ぶっちゃけもうヨボヨボになっちゃったって聞いたよ?」
龍「まぁな。全盛期の半分くらいの戦闘力じゃろな」
4人「えーーーー!!」
ヒ「や、やっぱり・・・龍ちゃん・・・
コロナもまだ収まらないことだし、お家でのんびりしてよっかぁ?(*'▽')」
龍「かっかっか!
心配は要らん。戦闘力は半分でも、それでも勝てる。
たかだかアークデーモン1000匹くらいじゃろ?どうにかなるわい」
カ「ほ、本気で言ってるの!?」
龍「かっかっか!ジョークじゃ♡」
カ「えぇ!やっぱり役に立たないのかも・・・」
ミ「大丈夫じゃないかしら?自信がなかったらアークデーモン1000匹に立ち向かわないでしょう(^▽^;)」
ヒ「それにしても、魔王軍はアフィリカ大陸のどこに来るんだろ?」
龍「おー!おぬしら象のペットを連れておるのかぁ♪」
ヒ「トロデっていうんだよ」
老師は公園の遊具にまたがる子供のように、上機嫌にトロデに飛び乗った。
龍「トロデよ。足の裏を澄ますんじゃ。おぬしならわかるじゃろ?」
そして自分は象の頭に耳をぴたっと付けた。
龍「うん?うんうん」
ヒ「なに??」
龍「こっちに来るぞ!
南アフィリカを攻めるつもりなのじゃろが、その途中でこの大地を通る!
人の住む街が壊滅せぬように、荒野で迎え討ちじゃぁ!」
ヒ「おぉ!なんか天才っぽいことやってる!!Σ(゚□゚︎`)」
龍「天才ではない。わしは凡人じゃ。ただ経験が豊富なだけよ。
象はな。数十キロ先の地響きを聞き分ける聴覚を持っておる」
カ「それってもはや超能力よね」
龍「よし。魔王軍が来る前に、少々作戦会議をするぞ。
おぬしらがどんな戦力かも把握しておかんとな」
カ「そうね。上手く陣形を取らないと!」
龍「まずわしの必殺技から教えておこう。
・・・『根性』じゃ!!!」
ミ「だ、大丈夫かしらこの人(^▽^;)」