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えぴそーど41 『魔王が女の子ってマジなの!?(仮) -もの言わぬ革命者-』

  • 執筆者の写真: ・
  • 2024年12月23日
  • 読了時間: 3分

えぴそーど41


さらに数日のさすらいを経て、ついに東南マジマ随一の経済大国シンガパールに辿り着いた。

黒光りする高層ビルが立ち並ぶ、ニュヨークのような大都会だ。

ヒ「うひゃぁー!プノペンもハンコックも都会だったけど、ますます大都会だぁ!」

遠くには、ヒナタがアニメ映画で見たユニークな形の大きなホテルも見える。

ヒ「やったぁ聖地巡礼だぜ♪」

ミ「聖地巡礼って、本来そういう意味じゃないんだけどね(^▽^;)」


すると、知らない男に声を掛けられた。

男「むむ!むむむ!むむむむむ!

 君は一体何者だね!?」

ヒ「え?アタシ?

 影山ヒナタ15歳。

 好きな飲み物は甘すぎない炭酸水、嫌いな飲み物は甘くない炭酸水」

男「素晴らしい!食の好みなんてどーでもいいが、君はとても可愛いじゃないか!ミニスカートが似合いすぎている!

 どうだ?我が国のSGP48に入ってセンターを務めないか!?

 報酬は日給1000ゴールド(約10万円)出す!

 なぁに口パクでもいいんだよ。握手券を100枚売ってくれりゃなんでもいい!

 私のいうとおりにすれば富も名声もガッポリだよ!

 あー、名刺をやる。エビス・エビデンスという者だ」

カ「あっはっは、日給1000ゴールドだって。ヒナちょっと行ってくれば?」

ヒ「イヤだよアイドルなんてΣ( ̄□ ̄|||)」

カ「だってあなたトキョーの魔法屋さんのドア壊して、1000ゴールド借りがあるじゃない( *´艸`)」

ヒ「がびーん!!せっかく忘れてたのにΣ( ̄□ ̄|||)

 作者も忘れてるから揉み消されると思ってたのに!!」

エ「アイドルになりたくないのか?珍しいなぁ。

 じゃぁあれだ。私と付き合わないか?それでも日給1000ゴールドやろう」

ヒ「イヤだよ!時価の寿司ばっか食べてるヤツは口臭そうだもん!

 あぁ!ウッチャンナンチャンの番組出れる??」

エ「なに?そいつは知らん」

ヒ「ウンナン知らないの!?センス無ぁーーΣ( ̄□ ̄|||)

 おっさんの事務所にはぜったい入らないっ!」

エ「むむぅ。手ごわい奴だな。しかし諦めないぞ。

 私は商売繁盛の神だからな!

 それならこうだ。

 ソミーの100インチテレビのコマーシャルに出てくれたまえよ!

 なぁにミニスカートをはいて笑っているだけで良いのだ。簡単な仕事だぞ?

 あとはソミーの幹部たちに酒をついでやってくれ。ミニスカートで行くんだ」

ヒ「ヤだよ!!((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル」

エ「むむむぅ!

 君はこのシンガパールという国が、東南マジマ一のショッピング大国だと忘れたのかね?

 買い物せずに帰るのはもったいない!しかしカネなど持っていないだろう?

 メアリー合衆国に行かないと買えない最高スペックのアイパットンも、この街の黒いビルに行けば買える!またはガラス張りのビルに行けば買える!1000ゴールドあればちょうど買えるんだぞ?」

ヒ「ふーん(゚σ_゚) ホジホジ」

エ「お絵かきもし放題だ!デジタルなら描き直し放題だ!!」

ヒ「うーーーーーーーーーーーーーーーん?

 ヤだね(゚⊿゚)」

カ「迷ってんじゃないわよっ!」

エ「ぐはぁっ!!

 悪魔の誘惑に屈しないとは、なんて手ごわいんだ!」

カ「つまり悪者って自供したってことね?

 さようなら。ヒャダル・・・」

カンナが魔法を唱える前に、なんとセナがエビデンスに向かっていった!

ぶしゅっ!

セナはミサトの短剣を拝借して、それをエビデンスの股間に突き刺した!

エ「ぐわぁーーーー!!!」

エビデンスをやっつけた!

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