えぴそーど42 『魔王が女の子ってマジなの!?(仮) -もの言わぬ革命者-』
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- 2024年12月23日
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えぴそーど42
シンガパールでエビデンスをやっつけた一行。話しながら旅を進める。
カ「私、未だにヒナのことがよくわからないわ。
そんなミニスカートはいてオシャレしてるけど、アイドルになりたいってわけじゃないの?」
ヒ「アイドルなんかなりたくないよΣ( ̄□ ̄|||)
有名になんてなりたくないさ!面倒だもん」
カ「一見するとアイドル属性の子に見えるんだけど・・・」
ヒ「アイドルのごとく可愛くはなりたいが、アイドルにはなりたくない!」
カ「そんだけ脚長かったらK-POPアイドルのグループにも入れそうよ?世界進出!」
ヒ「K-POPはダンスがエロいからパス!(゚⊿゚)
アタシは爽やかに生きていたいのだ!!」
カ「たとえばよ?
その容姿を活かしてアイドルやったら、それこそ簡単に大金稼げそうよ?」
ヒ「うん?カネは今日のコスメを買うぶんがあれば充分なのだ(・∀・)」
カ「欲深いのか無欲なのか、わからない子ね・・・」
ヒ「だってさぁ、大金持ってたってタカられるだけじゃね?(゚⊿゚)
マネージャーや秘書や通訳やママが、コッソリ使い込むだけなんだよ」
カ「まぁね」
ミ「うふふ。色々と絶妙なこだわりを持って生きてるのね」
ヒ「名声に興味はない!幸せでいたいのだ(・∀・)」
シンガパールは噂どおりの大都市であった。
大きなビルが立ち並び、ショッピングやグルメが盛んだ。しかしそのぶん物価も高い。
そしてホテルも、オシャレなものばかり並ぶが値段がとても高かった。
ヒ「なんかもっと安いエリアないのかなぁ?」と一行が模索していると、ギブス・ストリートというエリアは地元民が多く、物価が安いらしい。
ヒナタたちはそこに行ってみることにした。
ギブス・ストリートは、なるほど値段が安い。
食堂は2ゴールド(約200円)で食べられる店もあり、ビル街の半値以下だ。
そして、ビル街とは異なって、エスニックなユニークな風情があるのだった。
ミ「たしか、ビル街の辺りとは住んでる人の人種が違うのよね」
シンガパールは多民族国家であるらしい。
ギブスの中でもさらにはずれの方に歩き、トロデが駐車できる庭のある宿を探した。
ここなら宿も1人10ゴールドだ。ビル街の1/10である!
ヒ「でもここからでもコナン君の映画のホテル見えるよ!」
とヒナタがベイエリアを見上げた瞬間・・・
ボカーーーーーン!!
なんとそのユニークなホテルが、まるでそのアニメ映画のように壊滅的に爆発した!
ボカーーーーン!
爆発音は続き、周囲のビルや建物も破壊されていく・・・!
ミ「ま・・・さか・・・!!」
一行は見晴らしのよいところまで駆けていった!
シンガパールの中枢はすさまじい爆発とともに壊滅していく・・・!
一行は爆発のほうへと駆けていく!魔物がいるかもしれない!
ベイエリアに戻ると、もう街は壊滅してしまっていた・・・
そして
見晴らしのよくなった上空に、なんと生き物の陰が現れた!
小さな女の子だ!
カ「まさか、あれが・・・!!」