ハーン・ハリーリを歩いてると、興味深いことが解る。
割りに、女性用の下着を売る店が多いんだけどさ?
それが、
ドレもコレも、ハデなヤツばっかりなんだよ(笑)
お遊戯会のステージ衣装バリに、ハデなんだ!!
イスラム教国では、
セックスは、かなり抑圧されているよ。
特に女性は、
「夫以外の男性に、肌を見せてはならない」という厳しい戒律のもと、
真っ黒い衣装に全身を包んで、
スカーフやなんかで、顔まで覆い隠してんだよね!
まあ、若い世代になると、
真っ黒い布を被ったりはしなくなって、
西洋風の洋服に身を包んで、ハデなスカーフで頭を覆ってるけどさ。
…いずれにしても、
「セックスやスキンシップなど、とんでもございません!!」
っていう格好を、してるワケさ!!
それが、
下着屋には、
「日本人や欧米人も真っ青!」ってほどにハデなのばかり、
売られているんだよ??
コレはつまり、
真っ黒い衣装の下に隠している本心は、「ドスケベ大魔王」なのさ(笑)
彼女たちがどんだけ、
真っ黒い衣装で「本性」を覆い隠せているつもりになってても、
市場に行ったらドハデなエロ下着「しか」、置いてナイんだからさ?
「あぁ、国民揃ってみーーーんな、セックス大好きなんだなぁ。
つまり、
あの信心深そうなおばちゃんも、同じようにドスケベなんだなぁ」
て、三段論法的に、バレちゃうよね(笑)
イスラム教の戒律ってのは、そもそも
「ジブンのパートナーとは、好きなだけどうぞ♪
但し、それ以外の異性とは、厳しく、慎みなさいよ?」
っていうモンなんだ。
だから、
黒づくめの女性たち自身は、別に、
「私は貞淑です」なんてことを言い張るつもりも、ナイんだよね。
ただ単に、
他の男性たちに、あらぬ気を起こさせないようにするために、
肌を隠しているだけさなぁ。
対して、
キリスト教徒や仏教徒辺りは、
「私はセックスには興味がありません」
って、虚勢を張り続けなんなきゃならないから、ツラいんだよ(笑)
「ダンナの前でなら、本性を見せられるわ♪」
というような「逃げ道」が、用意されて居ないんだなぁ。
『導かれし者たち』