
まだまだ謎に包まれた職業である声優。進路を真剣に考えたいと思っても、自分が声優に向いているかどうか、よくわからなくて戸惑ってしまう人は多そうです。
声優の仕事内容も業界の雰囲気も、様変わりしてきています。
声優に向いているのはどのような人なのでしょうか?本格的な適性診断テストをお届けします♪
声優に向いてる?適性診断テスト!
早速まいりましょう!
下記の項目を、「YES」か「NO」答えていってください。
「どちらとも言えないな」と感じたら「△」にしましょう。
アニメが大好きである。
「アニメ声だね」とよく言われる。
個性的な声をしている。
自分の性格とは異なるキャラクターの声も出せる。
発声の技術を多少なりとも持っている。
声優はアニメだけでなく、ナレーションや吹替など様々な仕事があることを理解している。
コスプレや可愛い格好をするのが好き。
おしゃれに励むのは苦痛じゃない。
アイドル的な活動にも興味がある・抵抗はない。
時には下ネタっぽい声の仕事があることも覚悟できている(セックスのシーンなど)
時には残酷なシーン、気味の悪いシーンの仕事があることも覚悟できている。
クラスの中ではムードメーカーなほうだ。
人前に立つことにあまり動じない。
ラジオのおしゃべりも楽しそう、と感じる。
自分は努力熱心だと思う。
収入が低いとしてもがんばれる。
歌うことにも興味が強い。
社交性にも自信がある。
いつもニコニコしている。
体力にも自信がある。
さぁ、「YES」の数は何個あったでしょうか?
「△」は2つで「YES」1つとしましょう。
「YES」の数が15個以上のあなたは・・・
意外と早く声優になれるかも!?
「YES」が15個以上もあったあなた。すでに声優について色々調べたりレッスンをしたり、積極的な活動をしているのでは?そうであるとしてもないとしても、15個以上もあるとなると、すこぶる声優の適性が高いです!
そのまま行動を続ければおそらく声優になれるでしょうし、5年後、などと言わず、意外と早くあなたの夢は叶いそうな気配です!
圧倒的な長所がないとしても気にしないで!それだけの総合力があれば、声優業界では幅広い仕事をこなせるはずです。練習を積みながらも、どんどんオーディションやプロモーションをしましょう!
専門学校や養成所に入るつもりなら、ただ先生の言うとおりに授業を受けるだけでなく、自主的にオーディションを探して受けたり、Youtuberをやってみたりなど、周りに合わせずどんどん展開すべし!!1年生のうちにもうデビューを決めるくらいのつもりでいましょう♪
「YES」の数が12個~14個のあなたは・・・
努力すればおそらく叶います!
「YES」の数が12~14個もありましたか?なかなかの適性です!そして、すでに多少の努力をしているのでしょうし、または幼い頃から声優っぽい事柄が好きだったでしょう。
気質的に声優は向きそうで、本気になって努力をするなら、あなたの夢はおそらく叶います!
要注意ポイントは、「アテレコに自信があるだけでは不充分」ということ!今の時代、若い女性は特に、声優はアイドル的な多角的な仕事を求められます。歌ったり踊ったり、アイドルのようにコスプレしたり、ですね。もちろんシリアスなナレーションの仕事も。そのすべてに対応できるように、様々な能力を磨いておきましょう!
「声優になれば?」と周りから言われていたり、センスがあると感じているでしょう。自信を持つのは良いことなのですが、「芸事の世界は努力が重要!」と肝に銘じておくべし!
「YES」の数が7個~11個のあなたは・・・
今の段階では、同年代ライバルたちの影に隠れてしまいそう・・・。
あなたがすでに18歳以上なのであれば、正直言って、あなたが声優の夢を叶えるのはなかなか大変そうです!「人一倍の努力が必要だ!」と気を引き締めましょう。
様々に努力をして地力を付けつつも、あなたの長所や個性をどんどんアピールしてみて!「鬼滅の刃めっちゃマニアです!」などと触れ回って、オーディションには禰豆子のコスプレをして参戦してみたり(笑)
あなたがまだ中学生やそれ以下なのであれば、心配しなくて大丈夫♪ただし、声優さんにどんな能力が必要か、どんなお仕事をするのか、今のうちからアンテナを張っておきましょう。アニメが好きなだけでは不充分ですし、滑舌が良いだけでも声優になるのは難しいのです。高校を卒業する頃までに、ちょっとした声優のマネゴトが出来るようになっておきましょう♪
「YES」の数が6個以下のあなたは・・・
ちょっと視野が狭いかも?
「アニメが大好きでなんとなくアニメの仕事がしたい」
「声優業に興味があるが、引っ込み思案で生真面目」
このどちらかなのでは?
いずれにせよ、まだちょっと視野が狭すぎる様子です。今の時代、声優はアイドルのようなお仕事です。歌ったり踊ったり、楽しいトークを披露したり、ちょっとセクシーな衣装を着てポーズをとったり、と様々なことを求められます。
タレントさんのようにワイワイとやるのが好きでないと、声優になるのも難しいです。声の演技がとても上手だとしても、こうしたタレント性がないと、とってくれる事務所は少ないのです。
もう少し、いろんな情報に目を光らせてみましょう。Youtubeで声優さんがトークする番組を見てみたり、コンサートで声優さんが唄う動画を見てみたり。自分もそうなるイメージを持って、様々なことにトライ!
声優への適性とは?アイドル的資質が意外と重要!
学校で、アニメ声の子がいると、「あなた声優になればいいじゃん!」と言われているのをよく見かけますよね。
でも実際のところは、声が声優っぽいだけではプロの声優になるのは難しいです。また、小学校時代から演劇部に入るなど、発声の練習を生真面目に積むだけでも声優になるのは難しそう。
今の時代、声優とは、半分はアイドルです。アイドルのように可愛く着飾ったり、歌ったり踊ったり、ニコニコ笑いながら楽しいトークを展開する素質が求められます。その実情を理解しておかないと、生真面目に発声や声の演技ばかり練習している人は、足元をすくわれてしまいそう・・・。そして、アニメ声だけで声優になれるほど甘くもありません。
心を柔軟にして、様々なことにチャレンジして、様々なスキル・感性を磨いていきましょう♪
逆を言えば、「声優は何でも屋だ」と理解している人は強いです!専門学校に入って、周りの子のほうがあきらかに演技が上手くて青ざめたとしても、あなたにアイドルっぽい素質や覚悟があるなら、2年後にはあなたのほうがオーディションで良い成果を上げている可能性は高いです!
カンチガイされがちな「声優適性」とは?
「声優に必要な素質」とは、どんなことでしょうか?
以外と理解されていないものなんです。あなたも、カンチガイをしてしまっていませんか?
インドア?いえいえ!声優は体力仕事!
声優業は、「インドアな仕事」「文科系な業界」だと思っていませんか?
または、アニメ好きはインドアな生活習慣を送っている傾向にありますよね。
でも、声優業というお仕事自体は、かなりの体力仕事です!
体育会系の部活をこなせるくらいの体力がないと、声優業界で活動していくのは困難そう・・・。
まず、アテレコのお仕事は一日に数時間も拘束されます。30分で終わったりはしないんですね。自分の出番がちょっとしかないとしても、現場に数時間拘束され、立って待っていなければならなかったりします。
さらに、近年の声優はコンサートなど出たりすることも多いです!2時間のステージを歌って踊るには、ものすごく体力が要ります!これは想像以上にしんどいもので、文科系の部活で日々のんびり過ごしている感じの人には、ちょっとムリかも・・・。
大変なのはコンサート本番だけではありません!そのための猛練習も、やはり体力が要ります。
近年は、テレビのトーク番組に出演する声優さんも増えましたよね。このテレビ収録というものもの、無意味なほどに早い時間から現場入りして、驚くほど長い時間拘束されます・・・。
すると、するとですよ?
声の演技自体はそれなりの実力があっても、現場に出て実際の活動する体力がなくて、事務所から弾かれてしまったり、自らすぐに引退を決めてしまう声優さんも少なくないのです。
声優になりたいなら、「体力を身に付ける」という強い意識が必要です!
体育会系の部活で毎日のように走りまわるか、ジョギングの習慣を持ったりする必要がありますね。
毎日アニメばかり見ている生活だと、ちょっとしんどいかも・・・(汗)
アイドルをやる覚悟がいる!
「声優」という職業に、どういうイメージを抱いているでしょうか?
アニメに声を当てるだけでなく、かわいい衣装を着てライブしたりイベントしたり、といった姿をイメージする人もいるでしょう。
レコーディングスタジオに入って声の演技をする裏方の人、といった姿をイメージする人もいるでしょう。
「声優はアイドルのようなものだ」とあなたが思っているなら、OKです。
でも、「視聴者に顔は見せずに声の演技だけをがんばる!」という昔ながらの声優をイメージしてその世界に憧れているなら、夢の達成はちょっと難航しそうです。
声優学校の体験レッスンや養成所の説明会など行くと、「アイドルをしない声優だっていますよ」と説明を受けるでしょう。「よし、私はそっちを目指すわ!」とあなたは安心するかもしれませんが、業界の実情として、アイドル活動のできない若い新人を採用するプロダクションは、ほとんどないです・・・。
また、声優の専門学校やスクールに入ると、まず間違いなく、ダンスレッスンやライブオーディションなどもやらされるでしょう。それも懸命に練習しなさい!良い成績を目指しなさい!と尻を叩かれます。
「私はナレーションの仕事だけをやりたいのでアイドルっぽい練習は結構です」などと突っぱねると、「やる気のない生徒」とみなされ、成績を下げられたり、ちょっとしたお仕事の紹介で不遇な扱いを受けたりします・・・。
「声の演技だけで声優になりたい」と願うなら、「声の演技において学年で1番の成績をとってみせる!」くらいのことをやってのけないと、先生や業界関係者に認めてもらうのは難しいです・・・。または、事務所所属をつかみ取ったとしても、月に1つの仕事を貰えるかどうか、といった寂しい状況になりそうです。
「アイドルじゃなくて声の演技がしたいのに!」というあなたの心の叫びは、痛いほどよくわかります!でも、これが今の声優業界の実情なので、仕方ないですね。
「台本を読む仕事」ではない!
声優を目指す人の中には、舞台役者(俳優)とどちらにしようか迷った人もいそうですね。
「私、台本を暗記するのはムリそうだから、声優にしようっと」そう考えた人がいるのではないでしょうか?
しかし、それはちょっとカンチガイ!
たしかに、アテレコの現場においては、台本を読みながら演技をすればOKです。台本を「読み込む」必要性はあっても、暗記することは求められません。
でも、声優さんには、ラジオ番組やインターネット番組でトークをしたり、コンサートで気の利いたトークで笑わせる(盛り上げる)能力も求められます。
すると、長い台本を暗記する必要はないとしても、「アドリブで饒舌(じょうぜつ)にしゃべれること」「人前で愛想よくしゃべれること」は求められます!
声優を志す人には、文学好きな内向的な人も多いようなのですが、外交的な気質も磨く必要がありそうですよ。内向的な人が声優になれないわけじゃないです。素の気質が内向的でも、そこそこの外向性を磨くことで各種のお仕事に適応することは出来ますよ。
アニメ声なら通用する?そう甘くはない!
アニメの萌えキャラのような、高くてかわいらしい声を持つ女性がいますね。
学校ではお友達に、「あんた即戦力で声優になれるよ!」なんてよく言われるのではないでしょうか?
たしかに素の声がアニメ声な人は、声優を目指すうえで有利です!
でも、アニメ声であるというだけでオーディションをごぼう抜きできるかと問えば・・・そう甘い世界ではありません!
萌えアニメを主戦場とする業界も、すっかり成熟しました!
たしかに2000年初頭頃は、ただアニメ声なだけであまり実力のない人がアニメで役を担ったり、アイドル声優としてコンサートに出たりしていましたね。アニメのテーマソングを歌わせてもらっていました。
でも、時代は変わっています。今では、アニメ声であるだけではなかなかオーディションには通らないですし、役も貰えません・・・。
今では、アニメ声が長所の声優さんたちも演技力は非常に上達していて、結構上手いです。未だに世間では「声がかわいいだけ」「似たり寄ったり」などと批判されていたりしますが、その実、一人一人をよくよく見れば、しっかりした実力は持っています。
また、歌も上手いですね。歌唱力も、専門学校や養成所の段階でかなりしごかれていますね。
自信を失ってしまったでしょうか?
いえいえ、その必要はありません!アニメ声を生まれ持っていることは、間違いなくこの業界を目指すうえで有利です!声の魅力に溺れないで、しっかり練習をしましょう。ダンスの練習もしたり、社交性を磨いたりもしましょう。
おばあちゃんの声など出せなくてもいいです。若い女性の役として、しっかりと喜怒哀楽が表現できれば、声優としてやっていけますよ♪
華の職業!?収入はキビシイかも・・・
いえ、カンチガイしている人はもう少ないかもしれませんね。
声優の収入があまり高くないという話は、あちこちで耳にするようになりました。「いや、そんなの信じたくない!」と頑なな人もいるかもしれませんが、残念ながら、声優は高収入なお仕事とは言えません(汗)
全国区クラスの有名なアニメにレギュラーで出演できるようになっても、声優の収入だけで食べていけるとは限らないのが実情です。
収録1本の収入がそう高くないだけでなく、人材がどんどん増えていることから仕事を得ることが難しく、高い月収・年収を得るのはとても難しいです。
アイドル的な活動をするタイプでも、そう大きな収入にはならないでしょう。
一般的な芸能界と違って、声優業界は、「低収入でもいいからやりたい!」という覚悟が要りますね。
言い換えると、週5日で懸命にバイトして、空いた時間で練習もしつつ収録に参加する、というくらいの覚悟が要ります!だから声優さんは、体力が要るのです!
「私、セレブなのよ♪」と自慢したい人には、声優は向かないかもしれません。
声優は、アイドル的にチヤホヤされている人でも、「私貧乏なんです~」「バイトと掛け持ち大変なんですよー!」なんて素直にぶっちゃけられる、つつましい人が多いですよね。
Youtuberになるのが向いているかも?
アニメ声やかわいいルックスを持っているけれど、声の演技やダンスを人並み以上に上達するのはムリそう・・・(*_*; そんなふうに感じていますか?
そんなあなたは、「プロの声優」を目指すのではなく、「Youtuber」として表現活動するのが向いているかもしれません♪
Youtuberで、あなたの好きなアニメやゲーム、趣味、美容などについて自由におしゃべりしたらよいのです!もちろん、「歌ってみた」や「踊ってみた」でもよいですね。